QLD州の労災法の改正が検討されています。
現在検討中の改正案は、Common Law Claim(雇用主への損害賠償請求)に関して2013年10月より施行された、労災後遺症認定で後遺症が5%を超える場合のみ損害賠償請求を認めるという原則を撤廃することが協議されています。
従来のように後遺症認定の度合いに関わらず、雇用主あるいはワークカバーに対して過失による損害賠償請求が可能となる場合、2013年の労災法改正以前のように多くの労働者が適正な補償を求めることが可能となると考えられます。
当事務所では改正案の決定と発効時期に関する報告を州政府がまとめ次第、皆様にお知らせしたいと思います。